IKEAオープンまたまた延期か?@ザグレブ

Ikea may delay opening a store in the Zagreb area

スウェーデン生まれの家具メーカーIKEA(イケヤ)は、ザグレブ近郊のルグヴィツァでの2011年開店予定を延期する方針。

ロイター共同によると、まだ未開発地であるルグヴィツァ周辺の自治体の行政がそのネックとなっているという。IKEAのスロヴェニア、セルビア、クロアチア担当ディレクターのドラガン・スカルセヴィッチ氏は、スロヴェニアやセルビアよりもクロアチアで一歩先にIKEAをオープンさせるかもしれないという。IKEAはすでに店舗建設に向けて30ヘクタールの土地を購入しているが、ルグヴィツァの地元住民はそこでのIKEAのオープンに同意するかどうかを次の30日で決議する予定。

くーーーっ、また延期ですか。ここずーっと同じことのくり返しでしょうか、ついにIKEAが来るぞ来るぞと言いつつ、延期。クロアチア国内唯一の大都会ザグレブですら牛の歩み行政なのは今に始まったことではなく、外資系企業は立ち上げ前に根を上げることも多いクロアチア。それが住民約7000人のルグヴィツァ自治体の行政なら村役場みたいなものでしょうし、住民もかなり保守的よくいえば牧歌的、現在の環境を壊したくないのと新しいものはなかなか受け入れられないということはありますね。

今回のIKEAオープン計画が常々延期される理由として耳にするのは、建設予定地は交通の便が悪い田舎なのでお客には行きにくい、他の家具メーカーや大工さんたちが大反対している、などで、確かに車を持っていない人にはかなり不便ですね。が、最近、必要に駆られてザグレブ郊外の大型家具屋を全店(おそらく、といっても4軒ですが)を何度も見て回りましたが、手頃価格でセンスが良く買いたい買ってもいいと思う製品も店舗も皆無。あるのは高額で質が悪いものか同じく高額ででもそれなりの質のブランド家具、なので、IKEAが来てくれればこれまでのように、消費者にチョイスがないためバカ高い値段で趣味の悪いものを買うしかないなんてこともなくなるし、職にあぶれている人たちもIKEAの従業員として就職できる可能性も出て来るわけで。建設業関係も儲かりますし、あまり不利な点は見当たらないんですけどね。ああ、不利になるのはこれまで暴利をむさぼってきた家具メーカーさんたちですね。

ということで、個人的な願望を交えつつ、救世主IKEAさまにはぜひできるだけ早くオープンしてもらいたいのですが、一歩進んで二歩下がるのクロアチアモードで2015年まで気長に待ちましょう。それでもダメなら2020年(←SF映画みたいなそんな年がそう遠くないって、なんかすごい。笑)。

広告