クロアチア・ガイドブックの正しい活用法。

「日本で発行されているクロアチアのガイドブックはどれぐらい正確なのか?」

そんな疑問にお答えします。

まず、ガイドブックの制作はまじめなものでありできる限り正確な情報提供をしていますが、国としても観光国としてはまだまだ若いクロアチア国内の情勢がコロコロ変わるため、数年毎に改訂されるガイドブックではその変更、更新が追いつきません。なので、ガイドブックはあくまでも参考程度と考え、現地での実際の状況に臨機応変に対応していくのがよいでしょう。

観光案内所、レストラン、カフェ、店舗の営業日時、品物の価格、メニューなどは、夏の観光シーズンを終える度に(つまり10月末ぐらい)来年度について新たに考え直します。特に新しく開店した店の場合、半年または1〜2年で閉店したり、諸事情で移転することも。また価格や営業時間の変動に限らず、市内の航空会社や観光案内所などのオフィスも閉鎖されたり合併されたり、電話番号が変わっていたりすることもあります。

店舗に置いてある商品について。みやげ屋など観光事業に限らずいつも行く角のスーパーでも、例えばガイドブックにも載っているチョコレートが置いてありますが、売り切れたらまたしばらくは入荷しなかったり、ましてやまだまだマイナーな豆乳などは次の入荷はいつともわからず。しょうがないから他の系列のスーパーに行って探してみたりします。それなのにある日また角のスーパーにあったり、次は別の味のものだったり、はたまたその次は別メーカーだったり。それから日本でもジャスコとダイエーなど別系列のスーパーで同じ商品を同じ値段で売っているわけではないのと同じように、クロアチアでも各スーパーによって値段もちがえば、同じ店でもしばらくすると「あれっ?」と思うほど値段が変わっていたり。

乗り物については、列車はそれほど変動があるようには思いませんが、それでもあったはずの便がなくなっていたり、なかったはずの便があったりします。クロアチアを旅するにはかかせない存在の長距離バスも夏(シーズン中)、冬(オフシーズン)と季節によっても本数もことなれば、バス会社によって値段も所要時間もことなります。

と、まあ、そんな感じですので、すでに発行されているガイドブックの掲載情報と現地情報にずれが出てしまい、数年するとなんだかとんちんかんな感じになってたりするわけですね(まあだからこうしてネットで情報を常に更新できるウェブをしているわけですが。といってもここんとこチョット停滞してますが。笑)。ちなみに数年後にクロアチアはEUに加入する方向でここ何年かは動いているようなので、また来年からもあれこれ変わるんじゃないかなあ。先日はザグレブのドラツ市場の乳製品売り場でのEUに向けての改革(そんな大げさなことでもないけど、でもそうでもあった)がうまく行かず、半ば売り場のおばちゃんたちはパニックだったし。

結論。まだまだお試し期間的で安定しないクロアチア(もちろんしてるものもありますが、全体的にはしてない)。あくまでも手元の印刷されたガイドブックを見ながら、こんなのあるんだ〜これぐらいの値段なんだ〜、こんな感じの営業時間帯か〜、休業日なんかも変わっちゃってるかも〜移転してるかも〜、バスの本数も料金も来シーズンはまたちがうかもね〜、入場料も上がってるかもよ〜、レストランのメニューってこんな感じか〜、このおみやげ品もう扱ってないかも〜、あったらラッキー、でも似たようなものがあればそれでもいいじゃない〜、ってな感じで、頭をできる限り柔軟にしてクロアチアモードで旅していただければ、ストレス要らずの楽しい旅になるのではないでしょうか。それからもう一つ、クロアチアではレストラン、スーパー、カフェ、とりあえず店に出入りするときは挨拶をお忘れなく。英語でハロー、サンキューでもかまいませんヨ。

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