フヴァル島『Luna』のメニュー

クロアチアには100を越える島々が浮かんでいるのだが、その中でも有名なのは南クロアチア、スプリットからフェリーで2時間、スピードボートで1時間のアドリア海に浮かぶフヴァル島。ユーゴスラヴィア時代から現在まで夏のバカンスに訪れる人たちで賑わう。歴史的には紀元前のギリシャ人による植民地化、中世にはヴェネチアそしてハンガリー王国の支配下となり、様々な文化交流の重要なポイントとなってきた。

そのフヴァル島の港のそばにある、島でいちばん美味しいと評判のレストラン『LUNA』。バカンス気分いっぱいなのにアットホームな3階建ての石造りで屋上のテラス席でいただくこの店でしか味わえないアドリア海の幸やフヴァル島の郷土料理。気さくなオーナーのスーザン&トモ夫妻(写真下)が大切に育んでいる手作りの店『Luna』へ、フヴァル島にお越しの際にはぜひお寄りください。

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『LUNA』のこぼれ話。美味しい料理の他にもあるこの店の名物は、ベテランウェーターのイヴァン君(↑)。ベビーフェイスの笑顔がかわいい彼は、ウェイターになる前の船乗り時代には九州に6度ほど上陸したことがあり、大の日本贔屓。大阪のノリにかぎりなく近いダルマチア地方スプリット出身とあり、日本語の方言やおもしろい言葉をを教えてあげると吉本系のギャグで大喜びします。2006年、今年の夏のプチ日本語は「まいどおーきに!」と「わたし、王様!」。そんなイヴァン君を見かけたら気軽に声をかけてあげてください。暇そうな時ならトモやイヴァンにフヴァル島の見どころなどを尋ねてみると丁寧に教えてくれます。

場所はフヴァル港の広場のすぐそば、徒歩5分。港から広場に出て最初の左に折れる路地を50メートルほど入り、最初に折れる路地を右に行ったところ。と書くとややこしいのですが、すぐに見つかるのでご安心を。不安な人は広場の角のカフェのウェーターさんや誰か地元の人に「Where is LUNA?」と聞いてみてください。

*『Luna』の和訳付きメニューはこちらからダウンロードできます。